
娘が中学生の時の話です。
中1の時、大っ嫌いな英語の先生がいました。
ものすごく嫌いで、家でも愚痴愚痴してましたわ。
自己保身で、無責任。
生徒に責任を押し付け、逃げてしまう。
自分の都合のいいように解釈するので話がこじれる。
などなどの傾向があり、理不尽を許せない娘としては、
その先生をうけいれられませんでした。
が、中2になり、その先生を嫌いでいても何にもいいことがないと気づきました。
ここは一つ、自分の内申点アップのために先生を好きになる努力をしてみようと決めたそうです。
それから毎日、欠かさず挨拶をし、積極的に質問するなどしたそうです。
先生も人間なんですね。英語の成績は5になりました。
もちろん、娘もがんばってはいました。
娘としては目的達成ですわな。
その後も先生に積極的に挨拶をしていたら、
いつの間にか先生を好きになってしまったと笑っていました。
私は娘が受験の一番大変な時に、その先生と学校の廊下ですれ違いました。
先生は、
「あなたが、◯◯さんのお母さんですか。素晴らしいお子さんを育てましたね」
と言ってもらえました。
動機は不純な娘の作戦でしたが、結果オーライです。
人を好きになるのも、嫌いになるのも自分の考え方次第なのかもしれないです。
時に本能が、この人に近づいてはいけないと分からせるために
嫌いモードになることもあるので、一概には言えませんが。
娘を見ていて人生を楽しくするのも、
つまらなくするのも自分次第だなぁと思ったのであります。
コメントをお書きください