
仏教では悪意をもって悪いことをする人より
悪意なく悪いことをする人の方が問題があると説いています。
悪意を持っている人は悪さを指摘されれば、気づくことができますし、
悪意があるってことは罪悪感も伴なっていることでしょう。
しかし、悪意がなく悪いことをしている人は、
悪さを指摘されたとしても気づくことはありません。
だって、悪意がないんだもん…。
なので、悪さを指摘なんかしたら、倍返しで攻撃を食らうことと思います。
この悪意をもたない人は、善意も持ち合わせていない場合が少なくありません。
なので、相手から良いことをされたとしても自分の中に善意がないので、
気づくことができず、感謝することもないのです。
悪意も善意も持たない人たちは、気づきがないので反省することはありません。
悪意も善意も持たない人はある意味ものすごく引き込む力が強いので、
強烈な負のエネルギーをブラックホールみたいに集めてしまうようです。
本人は、その影響を受けないから不思議。
じゃ、その負のエネルギーはどうなるのか?
…ご想像にお任せいたします。
悪意も善意も持たない人の対処法は、なるべく関わらないようにする…
もしくは、関わらない…くらいしかないです。
あとは相手を徹底的にほめたたえ、信頼関係を気づき、
こちら側が影響力を持つように関わっていくって感じですかねぇ。
悪意も善意も持たない人のことを「魂を持たない人」と表現することがあります。
だから、心が通わない・話が通じないのか…としみじみ思いました。
関わらないことが最善なので、見分け方のコツを身につけておくと、
トラブルに巻き込まれないで済むと思います。
時に自分の善意に付け込まれて、泣きを見ることになることもあります。
善意が通じない人がこの世に存在することを知っておく必要がありそうです。
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