
反抗期がないと問題のある大人になると聞いたことがあります。
私は反抗する必要がなければ、反抗期がなくても
問題のある大人にならないのでは?と思っています。
例えば、親が子供を尊重し、日常的に子供の話を否定も肯定もしないで聞いていれば、
反抗する必要がないかと思うのです。
反抗期かな?と感じたときに子供の体に注意を向けるのはとても重要です。
例えば、男の子場合、急成長して内臓の成長が追いつかずに不調からイライラして反抗的になっていることもあります。
起立性調節障害だったりすることもあるので、反抗的な態度を気にする前に体の面の不調を疑ってみる必要はあります。
女の子の場合、生理にまつわる問題が隠れていることが少なくありません。
ホルモンバランスの崩れから、イライラして反抗的だったり、感情的になってしまうこともあります。
月経前困難症はときにうつ病と診断されてしまうこともあるみたいです。
十分気をつけなければならないと思います。
反抗的な態度に真っ向から対抗しても意味がありません。
最近、子供が反抗的だな…と感じたら、
・子供の話は否定も肯定もしないで聞いてみる
・口うるさく指図するのをやめる
・些細なことでも感謝してみる
をやってみてはいかがでしょうか。
子供を褒めて育てましょうという話をよく聞きます。
私も事実に基づいてうんと褒めた方がいいと思います。
でも、反抗的な態度をとってくるくらい大きくなった子供を褒めるのは
逆効果になる場合もあります。
褒めるって上から目線なんです。
だから、敏感な子は「ばかにすんじゃねぇ」と言いかねません。
感謝は同じ目線です。
事実に基づい感謝をしてみてはいかがでしょうか。
どんな些細なことでもかまわなのです。
お弁当箱を出すのは当たり前…だけど、早く出してくれたから助かったわ。ありがとう。
…と言ってみるとか。
当たり前、普通、常識…その小さな枠に子供を押し込めるのをやめてみるといいと思います。
子供に限らず、多くの人はあれこれ言われたくないんじゃないかなと思うのです。
尊重されたい、感謝されたい、必要とされたい…。
そんな思いが満たされたら、攻撃的な態度をとる必要性がなくなりそうです。
コメントをお書きください