育児で大切にしていること

茂木健一郎氏が 魂の育て方(育児法)として

脳には限界がないので、

①親が子供を心底信じる

②自分が自分を育てる

③後悔が成長をさせる

と言っていた。

子供と大人の脳はほとんど同じで、大人もあえて教えないことで

成長するとも言っていた。

成功したときの達成感からドーパミンが放出され、

喜びと認識し、その直前の行動を繰り返すらしい。

失敗をさせてリスクを与えることも有効とのこと。

アハ体験(気づき体験)はより多くの自発的な行動を誘発する。

そのことで学習効果が増すから、失敗経験も生きてくる。

脳科学的育児の知恵として…

①絶対に叩かない。

②些細なことでも褒める。
(はじめは心がこもってなくてもいい。次第にこもるはずだからとのこと)

③子供の成長を社会にゆだねる。

結局のところ、子供にたくさん失敗をさせて経験から

学ばせろってことだから…。

社会が与える制裁をじっと我慢で見ていなくちゃいけない。

失敗するのも権利ってことだ。

真綿にくるんで大切に大切に育てることは結果的には

子どもを不幸にしてしまう。

自分の欠点は「自己責任」で解決していくしかない。

きっと子供に限らず人は直さなくてはいけない部分は、

直すための出来事が起こって、自分の力で直していく。

社会が制裁を下してくれるのよね。

そうやって歪んだ部分を修正していくのが一番、理にかなった方法なんだ。

だから、親は欠点や失敗の指摘ばかりしないで、

褒めてあげた方がいいんだ。

しなければならない経験を避けて大人になってしまうと、

些細なプレッシャーに耐えられない。

子供の生命力を信じ、(無理なく自然に)心から尊敬をすることが

できたら、その子にマイナスな出来事は寄ってこないと思う。

もし、寄ってきたとしても「マイナス」としてとらえるのではなく、

「出来事」としてとらえ、すんなりクリアしてしまうんだと思う。