
企業研修をさせていただくと
質疑応答でモチベーションについての話題があがることは少なくありません。
モチベーションについてシリーズでいくつかまとめていこうと思います。
今回は「期待されること」。
期待されるとやる気になるってことです。
期待されないとやる気が出ないってことです。
期待されたい…その気持ちの深いところには
自分は期待されるほどの人間ではないという自信のなさがあったりします。
また周囲から実際、期待されていないということだったりします。
なので、期待されるとやる気になるのなら、
期待されるような人になればいいのです。
でも、期待されるとやる気になる人の多くは
その努力をあまりしたくないようです。
だから、今の自分のままで期待してほしいのでしょう。
期待をされたいのなら、やるべきことをやってみるといいかもしれません。
がんばったかどうかは、自分が判断するというよりは
周囲が判断するのよね…と思うことがたびたびです。
また逆に期待されるとやる気がなくなるという人もいます。
これは、周囲に過剰に期待をされていて逃げ出したい状態の可能性が高いです。
期待されるとやる気がなくなる人の気持ちの深いところには
期待されなくなると自分の存在意義が
不明確になってしまうという恐怖心があったりします。
だから、過剰に期待をされるようにふるまってしまい、
結果的に過剰に期待されてしまうのです。
「あの人だったら何とかしてくれるよね!」といった感じで
いつもあてにされてしまう…これが続いたらしんどいのではないでしょうか。
達人は変にあてにされないようにしているみたいですね。
あてにされないように気をつけている人は、
周囲からかなり高い評価をされていると思います。
あてにされないことをあえて強く選択するくらいになれれば、
自分の動機づけについて考えることさえなくなってしまうのではないかな?
なーんて考えたりします。
怠慢のためにあてにされないように気をつけている人は例外ですけど…。